皆さんこんにちは。
引き続き、HEART ROCK REUNION2025における米海兵隊一般部隊の装備について記載致します。
今回は主に武器関係を説明したいと思います。
④武器類
1)ライフル・カービン
ほとんどの人がこちらの装備になるかと思いますが、代表的な物として
・M4
・M16A4
・M27IAR
上記3種類がライフルマン装備としてはスタンダードになります。
M4
お馴染み、米軍御用達カービン。
電動ガンやガスガンではM4A1なので、厳密にはフルオートモデルなので違うのですが、外観上は全く同じなので鉄板と言えます。
(M4はM16同様AUTO→BURSTである)
このサイトを覗きに来る位の方であれば、ほぼ100パーセント所持していると思われるので、それが一番の最適解です。
M16A4
ベトナム戦争時に採用されたM16の発展型。
ベースとしてはM16A2のキャリングハンドルが着脱仕様になっている点くらいでほぼ同じ物です。
ある時期からM16廃止論がずっと言われていますが、2025年現在でもしぶとく生き残っている。
ハンドガードはM5RASに変更されている物であり、各種アタッチメントの使用が容易になっています。
米陸軍と差別化を図れるフルサイズライフルであり、海兵隊らしさを出したい人にはオススメです。
上記2種類の火器に共通して搭載されている光学機器としては、ACOG TA-31です。
イラク戦争初期ではキャリングハンドルそのままの隊員も散見されましたが、アフガン戦役に移行する2010年以降はほぼ全てのM4、M16にはこれが装着されています。
再現する際の注意点として、
・スコープ上部の集光チューブは赤色であること(レプリカで緑色のもあるので注意)
・接眼レンズ側にドクターサイト(小型のダットサイト)が搭載されていないもの
この2点は注意してください。
レプリカが比較的容易に手に入りますが、この点が違うと使用実績は全く無いものとなります。
レプリカの中でも実物同様4倍スコープのタイプと、等倍ダットサイトの物もありますが外見上では違いがありませんので、そこは好きにしても良いと思います。
(ちなみにほとんどの4倍スコープタイプのレプリカはアイリリーフが短く、射程の短いエアガンでは使いづらかったりします…)
対物レンズ側にキルフラッシュが付属で付いている場合もありますが、それは隊員個人の好みなのか紛失したのかわ解りませんが、有ったり無かったりします。
そちらも好みで良いと思います。
M27IAR
2011年頃に配備が始まった新型のライフル。
HK416をヘビー&ロングバレルに改良された命中精度、銃身の連続射撃能力向上型です。
当初M249LMGの置換武器として導入。
DMRとLMGを合わせた特性を持たせた物ではと言われましたが、事実上はライフルとして使用されている様子です。
第二次世界大戦時のM1918を目指した物かもしれませんが…私にはライフルにしか見えません。
エアガンとしてはVFCの完成品もありますが、マルイ製のHK416をベースに改造する人も居るようです。
現在でも比較的入手は出来るアイテムなので、とにかく新しい物が良いと言う人は再現しても良いのではないのでしょうか。
光学機器はACOG TA-11SDOが採用されています。
レプリカも存在しているのでこちらも再現可能でしょう。
TA-11SDOの配備が進んでいない初期ではM27にTA-31を載せている例もあるので、入手出来ない方はそれでも良いでしょう。
上記3種類のライフルにこの時代についているレーザーデバイスとしては、
・PEQ16A
・PEQ15A
上記2種のみになります。
特にPEQ16Aは、マルイから出ているバッテリーケースPEQ16と大きく形が違うので間違わないようにお願いします。
ほか、海兵隊で採用している色はタンカラーのみでブラックはありませんので、こちらも注意してください。
ただ2025年現在、レプリカがほぼ流通しておらず、人によっては入手が出来ないかもしれません。
その場合は、比較的入手の容易なPEQ15Aを取り付けてしまうのも手です。
こちらの色は後期型はタンカラー、配備初期のころはブラックとどちらも採用実績はあります。
ただ、年代的にタンカラーの物を選択した方が手堅いと思います。
極端な話、今大会の様に昼間作戦であればレーザーデバイスは着けなくても良いかもしれません。
その辺りはお好みで良いかと思います。
過去記事より
https://marinesheartrock7th.militaryblog.jp/e785141.html
2)ハンドガン
・M9
・M9A1
海兵隊のこの時代の歩兵は、イラクの頃のような市街地戦闘が少ないため、そもそもサイドアームとしてのハンドガンを携行していない場合が多いです。
交戦距離の長いアフガニスタンでは、持っててもただのデッドウエイトになる為かとも思います。
とはいえ、基地警備やその他必要に応じて装備するのであれば上記2機種になります。
最近採用されたM320は時代考証上存在しないので、不可と致します。
3)MG、スナイパーライフル、その他火器
これらについては、ここで書ききれないので、こちらも私の過去記事を参考にしていただければと思います。
LMG
https://marinesheartrock7th.militaryblog.jp/e786392.html
スナイパーライフル(セミオート、ボルトアクション)
https://marinesheartrock7th.militaryblog.jp/e787262.html
https://marinesheartrock7th.militaryblog.jp/e787940.html
その他火器
https://marinesheartrock7th.militaryblog.jp/e790299.html
おまけ
我が隊の精鋭、Boobyの装備解説しているXのポストです。
個別の質問等も受け付けていますので、さらなる情報が欲しい方はDMなどでアクセスしてください。
https://x.com/JPBooby/status/1924817032744509882?s=19
今回はこの辺で。